毒にも薬にもならない

片田舎の生活とジョジョを愛する、ありふれた日常。

自傷行為

数年ぶりにレベンクロンの著作を読んで泣いた。私は今、穏やかな日々を過ごしている。けれどどこかには、まだ風化していない傷が残っているんだろうか? 私は十代の頃、自分の皮膚を刃物で切っていた。服を着ていれば見えない位置。リストカットならぬアーム…

夏が過ぎて、秋

この夏はいろいろと価値観の変化があった。仕事、家族、それから自分自身についても。渦中ではただ動揺しすぎないように、そして仕事と生活の最低限のラインは死守するように精いっぱいだった。一人の時間は本を読んでゲームをして、眠る。「何も出来ない自…